進化するチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2015」
2月14日のバレンタインデーに向けて、どのデーパートでもチョコレートの催事で賑う季節になりました。
チョコレートの催事で人気があるのは、バレンタインデーフェアよりも、フランスのパリで誕生した「サロン・デュ・ショコラ」とか。
日本では、伊勢丹新宿店で開催してきましたが、毎年会場内が大混雑するために、今年は、西新宿のNSビル地下での開催となりました。
参加するのは17カ国、約100ブランドです。日本で直接購入できないブランドも10店以上出店。
初日の様子をTVで見ました。トシ・ヨロイヅカさんや、ル ショコラ ドゥ アッシュの辻口さんが実践しながらのトークをしていました。
会期は、1月21日から25日までの5日間で、購入だけでなく、カカオの産地や製造過程を学べる展示品を見るのも楽しめそうです。
今年で13回目となるそうで、全国からファンが押し寄せて、早朝から行列ができるそうですよ。チョコレートファンなら、見逃せませんね。
毎年、数万円も買う人がいると聞いていましたが、TVで見たのは、20万円も買った人でした。
単価が高いものを買えば、あっという間に数万円は使ってしまうのかもしれません。
私が注目しているのは、メリーチョコレートの「トーキョーチョコレート」です。
自社でカカオ豆から精製する「ビーン トゥ バー(Bean to Bar)」製法に初挑戦した商品なのだそうです。
2014年10月にフランスで開催された「サロン・デュ・ショコラ パリ」で発表された公式チョコレートガイドブックで、最高のゴールドタブレットを獲得したそうです。
日本の商品が海外で認められるのは、とても嬉しいことです。ついに、自社でカカオ豆を精製する時代になったのですね。
サロン・デュ・ショコラでは、「トーキョーチョコレート プレミアムセレクションボックス」を発売中です。4個入りで1,800円ほど。
東京の粋をチョコレートで表現しているそうで、和の食材の「青じそ」なども使用しています。
チョコレートの味は、カカオとショコラティエのテクニックで決まるそうです。カカオだけでなく、他の材料にも良質のものを使えば、どんどん価格は高くなりますね。
それでも、口に入れてふわ~と広がるカカオの香りと味は、幸せ気分にさせてくれます。
チョコレートの世界は奥が深く、本当にリッチなチョコレートがあることあること。
実は、私のお気に入りのチョコレートはアメリカの「フィフスアベニューチョコラティエ」なのです。生チョコです。
数年前の新宿伊勢丹のこの祭典で、出会いました。今まで食べたチョコレートの中で、一番感動を受けたチョコレートで、大混雑の中で買ったかいがあったものです。
シャンパン入りが定番のようですが、購入したのは、りんご味です。他にパイナップルとレモンがありました。
りんご味なので、真っ赤なリンゴの形をした容器に入っていて、それが可愛くて、紙袋はロゴの入ったショッキングピンク、上から真っ赤な薄紙をふわっと無造作に入れるのが、アメリカらしくて、すご~く気に入りました。
その翌年は、伊勢丹での取り扱いがなくなってしまい、残念なのです。
バレンタインの時には、高島屋でも販売しますが、あの真っ赤なリンゴ型の容器に入ったものにはお目にかかれません。
混雑が予想されるので、サロン・デュ・ショコラ には行きませんが、1月27日までネットでも購入できるものもあります。
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