太宰治ゆかりの地と山本有三記念館 三鷹
三鷹駅北口にある松屋フード運営の「ステーキ屋松」の帰りに歩いた、太宰治ゆかりのコースです。
三鷹は、太宰治のゆかりの地として、訪れる人が多いようです。
玉川上水で入水した遺体が見つかった6月19日は桜桃忌という名前で知られています。
桜桃忌は過ぎていたのですが、せっかく近くまで行ったので、食後のお散歩として、少し歩いてみることにしました。
最初に向かったのが、三鷹駅南口にある、三鷹市観光案内所です。
間口は狭いのですが、中には、太宰コーヒーや太宰クッキーが売っています。
無料の観光案内もあります。
ジブリ美術館が三鷹市なので、駅前からジブリ行のバスが出ています。
玉川上水沿いを少し歩くと、太宰治が入水した場所あたりに、石があります。
この石は、太宰の生まれ故郷である津軽地方から運ばれた石です。
現在の玉川上水は、うっそうと茂った樹木で遮られて、川の中を見ることができませんが、石がある前に木がない場所があるので、きっとその辺りが、入水場所なのだと思います。
こんな川で人は亡くなるものか、と思いますが、当時は梅雨で水かさが増し、流れが速かったようです。
石の前には、フレンチレストランがあって、いつかは行ってみたいと思いましたよ。
その後、太宰治も吉祥寺からの帰りに通っていたという、山本有三の家があった現在の山本有三記念館へ行きました。
ここは、改修したので、とてもきれいです。
庭を散策できるので、少し歩いてみました。
小さいながら、東屋や池があります。
アジサイは終わっていましたが、ほとんど人がいなくて、とてものんびりできました。
次に向かったのが、太宰治が借りて住んでいた家のあたりです。
井心亭です。
ここには、太宰治が住んでいた家の庭から移植された、さるすべりの木があります。
なかなか立派に育っているので、木に取り付けられている、案内板が写るように、写真を撮りました。
一緒に入水した山崎富永さんが借りていた家は、もう少し三鷹駅よりの路地を入ったところにあるそうです。
行かなかったのですが、太宰治文学サロンもあります。
そちらも、狭いながら、展示物があるようです。
ボランティアの方が主催する、太宰治ゆかりの地ガイドツアーがあるそうですよ。
ちなみに、太宰治のお墓は、三鷹の禅林寺というお寺にあります。
桜桃忌には、たくさんの人が行くのでしょうね。
森鴎外のお墓もすぐ近くです。
そこまで歩くと時間がかかるので、行きませんでした。
そういえば、9月に小栗旬さん主演で映画「人間失格」が公開されますね
最後に、散歩をする前に食べた、ステーキ屋松の記事はこちらです。
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