水戸偕楽園の梅まつり
日本三大名園の一つ、水戸の偕楽園へ梅を見に行ってきました。
梅まつりは2月から行われています。梅は長く咲くので、開花のピークは過ぎたものの、とてもきれいでした。
偕楽園は広いですね。
ピンク、白、紅の梅林を散策して、とてものどかな時間を過ごしました。
水戸は東京からのアクセスがよく、梅まつりの期間は、特急電車の臨時停車駅「偕楽園前」で下りると、すぐに入口に着くことがわかりました
今回は常磐線の各駅停車で行ったので、水戸駅で下車して、偕楽園に行く前に駅周辺を散策しました。
その後、ゆっくりランチを食べて、偕楽園へは午後から行きました。
平日だったので、どこもそれほど込み合っていませんでした。
最初に行ったのが、水戸東照宮です。
水戸東照宮には、徳川家康公と水戸藩初代藩主の徳川頼房公が祀られています。
徳川頼房公は、徳川家康公の第11子?で、生母はお万の方です。
水戸駅からすぐの場所にあるのですが、あまり観光客が行かないのか、まったく人がいませんでした。
敷地は狭いのですが、静かでよいところです
御朱印です。
次に向かったのが、弘道館です。
弘道館は、水戸藩第8代当主徳川斉昭が建てた、藩校です。
こちらも梅の名所です。
正庁・至善堂は、見学コースになっていて、写真撮影が可能です。
庭には梅の木があります。人が少なくて、静かでした。
しだれ桜もあります。
弘道館に行く辺りは学校が集中していて、建物は白塗りで、周りの景観と一体化していて、とても良い雰囲気の場所です。
そして、水戸城址付近を散策しました。
門は大改修中でしたが、通れるので、少し先まで歩いてみました。
その後、水戸のメインストリートまで戻って、予約してあった鰻の「中川楼」へ向かいました。
途中にあった、水戸芸術館です。コンサートなどを行っています。
素敵なオブジェが特徴なのですね。
中川楼です。
ほとんどが個室かと思われる作りのお店です。
通された部屋は、足元が温かい掘りごたつの和室でした。
そこで、柔らかく美味しいうな重(デザート付き)をいただきました。
たれが薄味なので、最後まで飽きずに食べることができました。
一度たれにくぐらせているだけで、お好みで別に用意してあるたれをかけてもよいのですが、そのままで十分美味しかったです。
うな重を待つ間に、お茶と落雁の用意がありました。このようにゆっくりとした待ち時間がある鰻屋こそが、本来の鰻屋さんですね。
TV「アド街ック天国」で紹介されたうなぎ屋さんは、鰻亭ですが、中川楼はそのお隣にあって、鰻亭からのれん分けしたお店だそうです。
お腹も満たされて、次に向かったのが、この日の一番の目的地である偕楽園です。
一度行ってみたかったので、実現して嬉しかったです。
立派な竹林がある表門から入りました。
竹林の中を歩くのは気持ちが良かったです。
竹林を進むと、分岐があって、常に水が湧き出ている「吐玉泉」を見に寄り道しました。
昔は、子供たちが普通に飲んだそうですが、今では飲めません。
そして、好文亭です。木造3階建てです。
全体の写真を撮らなかったのが残念です。(いつも後悔します)
水戸斉昭が作った、お茶屋ですね。
急な階段を上がると、偕楽園が一望できる部屋があります。
湖も梅林もよく見えて、開放感が一杯でした。
その後、梅林の小道をのんびり散策しました。
湖の方までは行かずに、梅林をぐるっと歩きました。
そして、出たのが東門です。このあたりはお店があって、観光客がいて、賑わいがありました。
次に向かったのが、隣接した常盤神社です。
常盤神社は、徳川光圀公と徳川斉昭公が祀られています。
御朱印をいただきました。梅の季節だけの印が特徴です。
この日は、御朱印帳を忘れたので、紙をいただきましたが、実際に書いてもらう場合は違うのか、気になるところです。
帰りは、すぐ近くのバス停から水戸駅北口行きのバスに乗って帰りました。
バス停の前には、臨時駅の「偕楽園駅」ありました。
この駅で降りれば、偕楽園は目と鼻の先なので、とても便利ですね。
水戸駅へ戻ったところでコーヒーを飲みに入ったお店が、水戸駅エクセルビルのサザコーヒーです。
セルフのお店なのですが、コーヒーもケーキも美味しくて、大満足でした。
人気商品は、カステラショートと徳川珈琲だそうですが、コーヒーは梅ブレンドを注文しました。
カステラケーキは、高さがあって、カステラだけあって間にザラメが入っていて、とても美味しかったです。
このコーヒー屋さんは、地元の企業だそうです。
この日は、約1万8千歩、13キロ歩きました。
水戸はよいところです。
帰りは、各駅停車のグリーン車に乗ったので、ゆったり座って帰ることができました。
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